ジャンル:高校生虐殺探索ゲーム
特徴:極めて反社会的なため、常識人は絶対にプレイしないこと
おそらく日本で一番残虐なゲーム。
戦車で一般人を射撃するゲームや、地下鉄でサリンを撒くゲームはこれまでもあったが、ここまで学生を殺害することに拘った作品は他にあるまい。
グロテスクな絵はないし、エンディングは大抵妄想オチで済まされるため、不快感は意外と小さい。
しかし、やってることは完全に無差別殺人であり、かつての同級生や教師、突入してきた機動隊をあらゆる手段を講じて殺害していく。
驚くべきはただの快楽殺人ではなく、きちんと探索&謎解きゲームとして作りこまれていること。
アイテムは非常に豊富で、工作によりナイフはもちろん、拳銃や毒物、爆弾まで作れてしまう。
ターゲットも100人近くおり、それぞれに必要な道具が異なる。
プールに逃げた水泳部をどうやって追い込むか、
施錠した部屋に引きこもった集団をどうやって殺害するか、
強靭な肉体を持ったラグビー部を何で油断させるかなど、
様々なアイテムを駆使して殺害するのが面白い。
(不謹慎ではあるが)
さらにゲーム内の時間は1~6時間のフェイズに分かれており、さらに2日目まである。
わざと相手を見逃すことでその後の展開が変わるため、意外と奥が深い。
特殊な方法で殺害したり、何らかの条件を満たすとCPが埋まっていくコレクション機能もある。
そのため、ついつい何週もして、コンプリートを目指してしまう。
空想として割り切れない人はプレイするべきではないが、ゲーム性は間違いなく高く、市販の作品では決して真似できない魅力がある。
こういうデタラメなゲームがあるから、同人作品は止められないのだ。