カテゴリ:PCフリーゲーム(RPGツクール2003)
ジャンル:理解不能RPG
特徴:何が言いたいのかさっぱりわからない
フリゲ2014大賞に輝いた作品だが、はっきり言って内容は完全に理解不能。
とても評価に値するような作品ではないと思うが、なぜかファンは多い。
珍しいベルギー製のゲームで、戦闘はウェイトゲージ制のストレスフル。
絵は子供の落書きレベルで、極めて拙い。
総じて出来は悪いが、それ以上に目立つのは異質な世界観。
主人公は、野球のバッター。
バッターなのに悪霊を殴打して除霊する。
口数が少ないままただ撲殺していくので、何を考えているのかわからない。
仲間は3人いるが、全てただの輪っか。
ドーナツかフラフープか知らんが、正体不明。
案内人は、不気味な猫。
中二病で思わせぶりなセリフを繰り返すため、何を言いたいのかわからない。
この世界ではプラスチックが液体だったり、シュガーが麻薬みたい扱いだったりする。
世界観はもちろん、登場人物全員が気が狂っている。
最終的にバッターは悪霊を撲滅し、女性と子供を問答無用で撲殺。
プレイヤーは案内人の猫に非道を責められることになるが、どないせえっちゅうねん。
こっちには殺害した理由すらわからないのに。
説明不足な点を自分の考えで埋められる人には魅力的な作品なのかもしれないが、常人にはコミュニケーションの放棄としか思えない。
ゲームとは、作者とプレイヤーが共通認識を持った上で成り立つ遊びである。
このような独りよがりな作品は、クソゲーとすら呼べない。