二次元桃源郷(アニメ、漫画、ゲーム感想)

作者に配慮した生温いレビューは要らん!駄作は駄作と言え!

サモンナイト クラフトソード物語 評価A- ベストオブ百合ゲーム

カテゴリ:一般ゲーム(DS)

ジャンル:鍛冶アクションRPG

特徴:女×女にすると、完全に百合ゲーと化す

 

サモンナイトの外伝クラフトソードシリーズの一作目。

自分で武器を鍛えて戦うアクションRPG

 

主人公は鍛冶師であって召喚士ではないので、召喚術で戦うことはない。

しかし、サモナイ恒例のパートナー選択はあり、男女主人公×4種類の護衛獣で8通りのタッグから好きなものを選択することが可能。

 

護衛獣のうち3体(機械、犬、鬼)を選ぶと普通のゲームになるが、妖姫シュガレットを選ぶと、ゲームがとんでもなく面白くなる。

おそらくプレイヤーの大半は、パートナーにシュガレットを選んでいるに違いない。

(人気投票はシュガレットがダントツの一位)

 

このシュガレットは親が決めた許嫁であり、主人公が男女のどちらであっても、妻として発言する

主人公が男なら押しかけ女房で済むのだが、女にすると露骨な百合が成立してしまうのだ。

 

以下は、シュガレットが女主人公に向けた台詞である。

 

「初めてなので、優しくしてください」

 

「ホントウに大好きです、プラティさま♥」

 

「プラティさまといっしょがシュガレットの幸せですから」

 

「キスしてくれたら、治るかもしれません」

 

「私をおヨメさんにしてくださいね」

 

「この戦いが終わったら、次は私達の結婚式です!」

 

「はい♥ わたしも妻として… いろいろガンバリます…!」

 

本来男主人公に向けた台詞と言うならわからなくもないが、それにしてもやりすぎ。

キスイベントは女の場合のみ起こり、男だと発生しないことから、スタッフは確信犯だと思われる。

日々押しに押してくれるシュガレットと、女同士を否定しながらもまんざらでもなさそうなプラティは、間違いなく本作のベストカップルである。

サモンナイトのキャラ選択制を利用して究極の百合ゲーを作り上げたスタッフに、心底感服した。

 

なお、2作目・3作目は鍛冶システムこそ進化しているものの、本作ほど露骨なキャラ萌えはない。

故にこの一作目こそ、クラフトソードシリーズ最高の作品であると断言する。

(レビューなのに、ゲームシステムの感想が一切ない)