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二次元桃源郷(アニメ、漫画、ゲームレビュー)

とにかく面白い作品の感想を書いています(ただし酷評)

ジンキシリーズ 評価C+ どんどん劣化していくロボット漫画

漫画批評

ジンキジンキ・エクステンド⇒(真説)⇒リレイション⇒人狼機ウィンヴルガ

カテゴリ:少年漫画

ジャンル:ロボットバトル漫画

特徴:何度でもリスタートするさ!

 


 

コロコロ掲載誌が変わり、いつになったら終わるのかわからないロボット漫画。

作画のレベルは非常に高く、女性とロボットの造形には定評があり、大規模な戦闘も迫力があって面白い。

 

ガンガンWで掲載していた頃は本当に良い作品だったのだが、ガンガンお家騒動でマッグガーデンに移籍してからは、主人公を変えてエクステンドとして再開。

女性操主がメインになってからは多少色気が増えたものの、まだ読めた。

しかし、さらに掲載誌が変わり、リレイションになるとさらに話が飛んで、また主人公が交代。

今度はこれまで準主役ポジションにあった両兵を殺害し、安っぽいラブコメに出て来る少年を主人公に据える始末。

確かに画力は向上したが、これまでの物語を支えてきた屋台骨を捨ててくだらんガキを主役にするとか、読者を舐めんなと言いたい。

 

リレイション以後は力強いロボット同士のぶつかり合いは減り、魔法使い同士の特殊能力合戦になってしまっている。

さらに女性キャラの裸が異様に増え、明らかに男性読者向けのサービスシーンが目に付くようになった。

ヒロインが下着を脱がされて、「ばっちり処女でした~」とか、強姦男を女体化して男の群れに放り込むとか、はっきり言ってやりすぎ。

初期からファンが求めているのは、そこじゃないんだが・・・

 

二度目の主役交代やお色気シーンの増加はおそらく、エクステンド後に発売されたPCゲーム、いわゆるエロゲが原因。

エロゲ版は『JINKI EXTEND Re:VISION』という名称で、エクステンドの内容にオリジナル主人公を追加し、各ヒロインのHシーンを加えている。

作画は本人が描いているだけあって良いが、無駄な改変と原作からして完結していない中途半端なストーリーのため、非常に評判が悪かった。

 

エロゲから漫画になる作品はいくらでもあるが、一般漫画からエロゲになった例は数えるほどしかない。

そういう意味では貴重な前例ではあるが、ロボット漫画としては進化の方向を間違えすぎている。

 

無印の時はガンガン系列の中でもハガレンに負けないぐらい楽しめる作品だったが、移籍する毎に話もバトルも劣化してしまった。

確かに初期より女の子は艶やかになったが、そうじゃないだろ。

既に落としどころが見えなくなった物語は、本当に完結するのだろうか。

 

ようやく最新作の人狼機がスタートしたが、願わくば初心に還って、再びジンキ同士の熱い戦いを再び見せてもらいたいものだ。

掲載誌がエログロ上等なチャンピオンレッドって時点で、嫌な予感しかしないけどね!