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二次元桃源郷(アニメ、漫画、ゲームレビュー)

とにかく面白い作品の感想を書いています(ただし酷評)

境界のないセカイ(性転換教室) 評価A 性転換の自由を伴った純愛

カテゴリ:一般漫画(原作は成年漫画)

ジャンル:恋愛

著者:幾夜大黒堂

特徴:性別を超えた愛の形

 


 

「性選択制度」のある社会における高校生の恋愛を描いた漫画。

現実の性転換と違い、一定の年齢に達した男女はナノマシン手術を使い、完全に性別を変更することができる。

そのためか本作の男女の境界は非常に薄く、異性に対して警戒心が薄いし、性行為に対しても拒否感を全く感じない。

男女がいずれも遠慮なく付き合える世界観は、本当に美しい。

 

好きな相手が同性だから異性に変わる男もいれば、スポーツ選手になるために男性に変わる女性もいる。

いとも容易く自分の性別を捨てるのはおかしいと感じる人もいるかもしれないが、溢れんばかりの愛情の前には自然と納得してしまう。

幾夜大黒堂氏の描くキャラは、どうしてこうも魅力的なのやら。

 

好きな女性が男になったら、愛せないのか?

好きな男性が女になったら、愛せないのか?

その程度の葛藤など、この世界はとうに超えている。

この本を読むと、ジェンダーだの同性婚だのといった些事がどうでもよく感じられるだろう。

 

ちなみにこの作品はマンガボックス連載中に、人気があるにも関わらず打ち切りに合っている。

結果的に他社に移動して単行本化したが、LGBT団体へのくだらない配慮には吐き気がする。

男女平等という名の差別を作るフェミストも、性的少数の権利を主張するアホも、社会にとっては害悪。

愛とは自分の中にあるものであって、世間が決めた枠組みにどうこうされるものではない。