二次元桃源郷(アニメ、漫画、ゲームレビュー)

とにかく面白い作品の感想を書いています(ただし酷評)

「七つの大罪」というパクリ漫画が嫌いな理由

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私は漫画の内容が似たり、真似することは何も悪くないと思う。

パクリ、模写、オマージュ、リスペクト・・・何でも好きにやればいいとさえ思う。

だが、この七つの大罪という漫画だけは許せない。

 

この漫画がいけないのは、ドラゴンボールに似ているからではない。

ワンピースやフェアリーテール、鋼の錬金術師、とある能力漫画と被っているからでもない。

効果音や爆風の演出が鳥山明まんまだが、それに問題があるわけでもない。

むしろ他の漫画の長所を盛んに取り入れる姿勢は評価したい。

ついでに言うと私は「ライジングインパクト」や「金剛番長」のファンなので、この作者に恨みがあるわけでもない。

 

しかし、この「七つの大罪」というタイトルは極めて問題。

これはキリスト教カトリック教会の用語。

人間を罪に導く可能性があると見做されてきた欲望や感情を戒める教え。

それをバトル漫画の表題にしてしまうのは、社会的に害が大きい

 

別に私はクリスチャンではないので、宗教の言葉を漫画に引用することが不敬とは思わない。

だが、引用した用語がオリジナルよりも有名になると、社会におかしな誤解を与えてしまうのではないかと考える。

 

アダルトゲームのFateアーサー王などの英霊を登場させたところで、「歴史上の英雄を召喚している」と言う設定であり、年齢層も高いために「アーサーは女性だったんだ」という誤解はまず生まれない。

しかし、この作品は「七つの大罪」や「十戒」といった名前を借りているだけで、本来の内容とは完全にかけ離れている。

しかも年齢層の低い少年漫画であるために、何も知らない小学生に間違った知識を与える恐れがある。

 

恥ずかしい話だが、私が小学生の頃もガンダムセーラームーンのキャラ名で元ネタを知らなかったことがある。

信玄頑駄無や謙信頑駄無のせいで歴史上の人物をガンダムの名前と思っていたり、マーキュリーやマーズをセーラー戦士の名前だと思っていた時代があった。

ある程度年齢が高くなれば起こりえないことだが、幼少にこのような二次創作に触れてばかりいると何が真実なのかわからなくなってしまう。

 

グーグルで「七つの大罪」と検索すると、だいたいこの漫画の方が上位に来る。

既に日本では本来の教義である「七つの罪源」ではなく、この漫画が言葉の意味になってしまっているということだ。

いったいどれだけの若者が、本来の意味を知らずにこの言葉を使っているだろうか?

 

 

他漫画のリスペクトは構わない。

たまたま名前が被ってしまうのも仕方ない。

出典を尊重した上でそれを広めるのも結構なことだ。

 

しかし、名前だけ借りて全く違う作品を作るのは止めろ。

既に存在する言葉を使うのは商業的には有用な部分もあるのだろうが、それで儲けた分だけ社会にはしわ寄せが生まれる。

何も知らない無垢な子供に誤った知識を与えないように、せめてタイトルを少し変えるぐらいの配慮はしてほしいところだ。

 

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