大賞:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 評価:B+
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これまで敵だったモンスターがヒロインに。
ヴィーグルの少女ウィーネと見せかけて、実はミノタウロスのアステリオスが正ヒロインらしい。
真の英雄とは単に怪物を狩る者ではなく、愛と正義を貫く者。
名声は地に落ち、オラリオを敵に回しても意思を示すベルに「もんむすくえす」とのルカの姿が重なった気がする。
次点:100万の命の上に俺は立っている 評価B
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最初はよくあるゲーム世界への転移ものと思ったが、良い意味で期待を裏切られた。
勇者達は全滅しない限り生き返る仕様になっており、サザンアイズ並みに頻繁に死ぬ。
自分の命が軽いからといって他人の命を軽く扱えば、その結果どうなるか。
ゲームの幻想から抜けたその先の展開が気になる。
次点:ひぐらしのなく頃に業 評価B
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ひぐらしのリメイクというより、「やり直し」と呼ぶべきか。
バッドエンド満載の原作をなぞり、過去の失敗を訂正してハッピーエンドを目指す。
過去作を見ていないと意味がわからないが、原作プレイヤーには感慨深いものがある。
ワースト:神達に拾われた男 評価E
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世界観が気持ち悪い。
ご都合主義な異世界ものは多数あるが、これほどまでに気持ち悪い作品は他になかった。
内容自体はなろう小説のテンプレで、善人のおっさんが異世界に転生して接待を受けるだけ。
何も黒い点はないし、登場人物も善人ばかり。
だが、それがかえって気持ち悪い。
スライムもヒロインも王様も末端の兵士まで、全てのキャラと世界設定の隅々までが主人公に接待するために作られており、独自の意思を全く感じない。
ニートが作った独りよがりな紙芝居を見せられている気分。
以下、総評
・神様になった日 B-
Keyお得意の泣かせるシナリオ。
序盤の掴みは良いが、日常から急展開へのワンパターンな構成がやや食傷気味。
・魔法科高校の劣等生 来訪者編 D
相変わらず全然劣等生じゃない。
有能すぎる天才主人公がやたらムカつく。
・体操ザムライ D+
ツルツルしたデザインが汗臭い体操のイメージと合ってない。
・いわかける! B-
ボルダリングにかけるスポコン。
岩を登る少女達の健康的な肢体が実にエロい。
・ギャルと恐竜 D
わけわからんナンセンスギャグ。
・無能なナナ B
適当な絵に反して、殺人鬼と異能力者の駆け引きが熱い。
原作漫画も序盤の評価は低かったが、犬飼ミチルのラストシーンで印象がガラっと変わった。
・魔王城でおやすみ C-
ドラクエの姫がひたすら安眠を求めるようなパロディ。
最初のうちは姫の傍若無人っぷりが面白いが、長く続くと退屈になってくる。
・おそ松さん C-
不条理ギャグの三期だが、既に失速。
汚いギャグが増え、かつての勢いが失われている。
・くまクマ熊ベアー C
異世界転生系の中でも主人公が最も可愛い。
しかし内容自体はよくあるチート無双なので過度な期待は禁物。
・土下座で頼んでみた C
ふなつかずきのショートエロコメディ。
消しが露骨で何も見えない。
・キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 D+
王道ファンタジー系ボーイミーツガールだが、特に面白い点はない。
・ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN C
久々のガルパン続編。
良くも悪くも昔と変わらず。
・安達としまむら D+
緩い感じの百合。
・魔女の旅々 C
キノの旅を魔女に替えた感じ。
綺麗な外見に反して世界観や話は妙に黒く残酷。
・トニカクカワイイ D-
タイトル詐欺ふざけんな。
この題名ならもっと女の子を可愛く描け。
・キングスレイド 意志を継ぐものたち D+
ゲーム原作だけあって絵は良いが、話は子供向け。
・呪術廻戦 D-
悪魔の力に頼りっきりな主人公が情けない。
叫んでばっかりいないで、自分の力で戦ったらどうか。
・ドラゴンクエスト ダイの大冒険 B-
懐かしい作品が待望の再アニメ化。
原作ファンとしては嬉しいが、今見るとさすがに時代遅れな感もある。
・ご注文はうさぎですか? BLOOM C+
安定して可愛い燃えアニメ。