サクラ対戦シリーズの最新作である『サクラ革命』が、たった4ヶ月でサービス終了を発表した。
かつてアニメ化もされた有名なシリーズが、なぜこうも爆死してしまったのか?
原因はいくつか考えられる。
・ヒロインがブス
・甲冑から顔を出す姿がコラっぽい
・ディライトワークスに任せた
・システムがFGOの丸パクリ
・UIが悪い
・育成が渋い
・課金の導線が少ない
はっきり言って欠点だらけだが、注目すべき点はこれらではない。
最大の失敗は、過去作キャラが出てこないことだ。
おそらく『ロマンシング サガ リ・ユニバース』のような闇鍋仕様であれば、半年終了にはならなかったろう。
近年の国産ソシャゲを見てみればわかる。
・FGO
・ウマ娘
・ロマサガ
・リゼロス
これらは何かしら原作(ウマ娘は実際の競馬)があり、原作キャラを育成・戦闘させることができる。
プレイヤーがガチャを引く動機は、「キャラ性能」か「キャラ愛」のどちらかしかない。
そして新規には性能なんてわからないので、呼び込みにはキャラ愛が一番大切になる。
原作ありきソシャゲは、既存のキャラを信者に売っているのだ。
もしもサクラ革命のヒロインが「真宮寺さくら」であったら、たとえ性能が微妙でも課金して引く信者はいただろう。
FGOのセイバーやリゼロスのレムを見れば明らかだ。
しかし、本作には初代さくらもアイリスもない。
見たこともない新キャラ、しかも太眉毛がヒロインではガチャを回す気力も失せるに決まっている。
既に6月終了は動かせないだろうが、セガは今すぐ次回作を作るべき。
もちろん闇鍋仕様で。
シリーズの全キャラをぶち込めばシナリオがめちゃくちゃでも売れるのは、かのロマサガが証明した。
(はっきり言って話は理解不能だったが、プレイヤーは多かった)
リゼロスも壊れキャラの連打(特にロズワール)で対戦バランスが崩壊しているが、原作人気だけで延命している。
どんなクソゲーでも、キャラ愛さえあれば最低限のセルランは維持できる。
新作にサクラ革命のキャラも入れれば、本作にかかったコストも無駄にはならない。
企画がコケて落ち込んでいる暇があるなら、それを利用して新作を作れ!