カテゴリ:少年漫画(Gファンタジー)
ジャンル:ハートフルギャグファンタジー
特徴:ロリパワーに不可能はない
天界から降ってきた天使の少女と、子供好きの青年アーガイルによる心温まる物語。
・・・なのだが、途中からロリコンを要素を前面に押し出しすぎて、荒唐無稽なギャグ漫画になり果てている。
同じガンガン系列の「そらのおとしもの」とタイトルが似ているが、関連性はない。
天使が空から降って来るのは同じだが。
アーガイルは子供好きだが、性犯罪を犯すような人物ではない。
むしろ父親のような感じで、天使少女アップルや天使少年ももを溺愛している。
そもそも男女関係なく愛しているので、ペドフィリア・・・じゃなかった、ロリコンと呼ぶこと自体正確ではない。
ギャグマンガの弊害か、最初のうちはわりとまともな人間だったアーガイルも、連載が進むにつれて暴走が進み、次第に世界最強のロリコンとして猛威を振るうようになる。
ライバルキャラの学園長も人間を逸脱していき、ヒゲの力で世界を滅亡させようとするなど、だんだんテンションがおかしくなっていく。
伝説のロリコンソードを手に、100万ロリパワーを消費して大魔獣ロリゴンを討伐するようになってくると、ロリコンとは何だったのか酷く疑問に思えてくる。
どうやらこの世界は、ロリコン達の強大な力によって支えられているらしい。
「ロリコンには、世界を救う義務がある!」
「いつからロリコンにそんな大層な義務が課せられたんだ・・・」
住吉文子氏のロリコンの定義が非常に怪しいところではあるが、ぶっ飛んだギャグは面白いし、アーガイルのことを「アーガイゆさん」と舌足らずに呼ぶアップルはとても可愛い。(腹黒毒舌だけど)
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