カテゴリ:PCフリーゲーム
特徴:不謹慎にもほどがある
第二次世界大戦のドイツ総統になって世界を征服するゲーム。
なのだが、やってることは完全にテトリス。
SFCのテトリス武道外伝にナチスドイツのストーリーをくっつけたような作品。
経験値システムが賠償金になっており、外交や軍備に振り分けることでテトリスを優位に進めることができる。
平均的に国力を上げてもいいが、外交を上げまくって賠償金を増やしたほうが後々楽。
テトリス武道外伝に登場したような必殺技(PSI)で石を操作することができるため、テトリスの腕に自信がない人でもクリアは可能。
技の名前がホロコーストとか、かなり危ないものになっているが。
登場キャラは全員実在の人物であり、しかも写真で登場する。
ヒトラー、ゲッペルス、ロンメルといったドイツメンバーはもちろん、スターリンやジューコフ、ルーズベルトもみんな実写。
序盤は史実通りにポーランドやフランスを攻め落としていくが、ドイツが一切負けないため、だんだん歴史を無視してとんでもない展開になっていく。
ジューコフがビーム撃ったり、高官達が空を飛んだり、ガンジーが核ミサイルで爆殺されると、もう末期。
最後は核兵器によって地球が汚染され、人類は絶滅の危機に瀕する。
もはや不謹慎とかいうレベルではない。
バッドエンド後にわざと負けるとグッドエンドに行けるが、キリスト・ヤハウェ・釈迦に助けられるとか、どんなオカルトだよ・・・
色々な面でぶっとんだ作品ではあるが、技ありテトリスとしては良い出来。
ナチスドイツに抵抗のある人でなければ、プレイしてもいい。