二次元桃源郷(アニメ、漫画、ゲームレビュー)

とにかく面白い作品の感想を書いています(ただし酷評)

ギルティクラウン レビュー 評価B-

カテゴリ:アニメ

ジャンル:SFアクション

特徴:限りなく名作に近い駄作

 

作画:A

キャラデザ:A

世界観:B

主題歌:A

音楽:B

脚本:D-

バトル:D

キャラの性格:D

 

上の通り、とことん評価のバランスが悪い。

2011年において最も作画が優れていたが、それを帳消しにするほど脚本が酷かった。

アニメ史上最も「もったいないアニメ」と言える。

 

はっきり言って絵のレベルは最高。

2016年現在もこれに敵う作品はそうない。

 

ヒロインの容姿は魅力的で、時折見せる頬を赤らめた表情は非常に扇情的。

 バトルシーンも大迫力で、大剣でロボットを切り裂く姿は実にカッコいい。

曲にも力を入れており、挿入歌の「エウテルペ」は聴きほれてしまうレベル。

 

けれど、肝心のシナリオが全てを台無しにしてしまっている。

 

・キャラがゴミのように死にまくる

・一番人気ヒロイン(ハレ)もあっさり死亡

・主人公がヘタレで、感情移入しずらい

・進むほど謎が増え、最終話になっても不明点が多く残る

・メインヒロインが心変わりした理由がわからない

・組織のトップの目的が最後にならないとわからない上に、しょぼい

 

世界観は壮大だが、それに比べるとキャラが凡人すぎたのが難点か。

類似作品であるファフナーコードギアスのように、鋼の精神を持った主人公であれば、それらを超える名作になっていたかもしれない。

 

全体的に駆け足で、キャラの心情がよく描けていなかったのも残念。

ライバルもヒロインも自身の信念に従って動いていたのはわかるのだが、説明がないのはどうにもならん。

 

誰も何も語らず行動だけ起こすので、

ラスボス姉⇒ブラコンのヤンデレねーちゃん

ライバル⇒ヤンデレに惚れて、自分の組織を捨てた男

いのり⇒いつの間にか男を乗り換えた剣女

主人公⇒気が付いたら、独裁者になっていた

みたいなことになってしまっている。

 

作画とエフェクトは圧倒的なのに、つくづく勿体ない。

脚本だけ変えてリメイクしてくれたら、絶対買うのだが。