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二次元桃源郷(アニメ、漫画、ゲームレビュー)

とにかく面白い作品の感想を書いています(ただし酷評)

マクロス7 評価B+ 決して戦わないロボットアニメ

カテゴリ:一般アニメ

ジャンル:ロボットSFアニメに見せかけた歌アニメ

特徴:俺の歌を聞け!

  

 

マクロスシリーズの異端児。

シリーズ恒例の「ロボット」「恋愛」「歌」のうち、ロボットと恋愛が極めて薄く、歌だけに特化している。

 個人的にマクロスは嫌いな私だが、この作品だけは認めている。

 

特徴は、なんと言っても歌エネルギーで強引に全てを解決すること。

 

・仲間が行方不明になった!⇒歌を歌え!

・宇宙人が攻めてきた!⇒歌で追い返せ!

・エナジードレインで人民が干物に!⇒歌で回復だ!

・人の精気を吸わないと生きていけない⇒歌で自家発電すればいいじゃない!

 

何から何まで歌づくし。

宇宙怪物のオッサンまで歌い始めた時には、脚本の正気を疑った(笑)。

 

初代、マクロスフロンティアマクロスΔのいずれにしても主人公はバルキリーに乗り、綺麗事は言っても武力で戦争を止めたものだが、本作品は徹底して不戦を貫いているのも特徴。

 

熱気バサラは戦闘能力のあるバルキリーに乗ってはいるものの、使うのはもっぱら歌を流すためのスピーカー弾で、作中において誰一人殺害していない。

作品の序盤では、バサラが戦わないことについてクレームが相次いだそうだが、終盤では逆にバサラに戦わせようとするとクレームが付いたそうだ。

 ヒロインに歌わせて自分は弾丸を撃つFやΔの主人公は、バサラの爪の垢を煎じて飲んだらどうだろうか。

 

戦争反対や人殺しを避けようとする作品は多いが、大抵はやむを得ず争いになってしまうか、傍観者になり下がるしかない。

現実的にはあり得ないとしても、武力以外で戦争を止めたバサラこそ、本当のヒーローだと思う。