カテゴリ:PCゲーム(アダルト)
特徴:学べ!潜れ!強くなれ!
とても古いゲームだが、ドラクエなど比較にならないくらい面白かった。
3でゴミ化したが、役割分担のはっきりしたシステムは今でも素晴らしいと思う。
冒険者学校に通ってダンジョンに潜り、ひたすら自分を鍛えるゲーム。
経験値とは別に単位が存在し、単位で職業レベルを上げたり技を習得することができる。
職業は4つ存在し、それぞれのスキルがダンジョン内で必要になる。
・戦士・・・敵を攻撃するとともに、肉壁として攻撃を受け止める
・スカウト・・・盗賊職。扉や宝箱の鍵を開ける
・神術士・・・僧侶職。回復担当。
・魔法使い・・・すぐガス欠になるハズレ職。マジいらね。
3人パーティなので、主人公・ヒロイン・ランサー(傭兵)で一つずつ担当するのが基本。
プレイヤーが育成できるのは主人公だけなので、ヒロインに合わせて職業を選びながらランサーで不足分を補うのが良い。
戦士主人公で戦士ヒロインを選ぶとか自殺行為にも思えるが、体当たりで扉を破壊すればなんとなったりする。
レベルアップではHP・MP・TPしか上がらないので、育成方法によって主人公の強さが大きく上下する。
主人公以外は勝手に成長するので、お荷物プレイも案外楽しいかもしれない。
職業は複数兼ねることが可能なので、強くなると一人で2役くらいこなせる。
職業をまたぐことで習得できるスキルもある。
ただし、合計職業レベルは12までなので全ては無理。
戦士系の場合、
・忍者(戦士7+スカウト5) 鍵を開けられる戦士
・魔法戦士(戦士7+神術士5) 回復できるが中途半端
・魔法戦士(戦士8+魔法使い2) 属性攻撃スキルが習得でき、物理耐性に強い
のように、微妙に他職に手を出すとプレイの幅が広がる。
選んだヒロインによって最終決戦の内容が変わる他、ノーマル・バッドエンドもある。
隠しヒロインの小沢千佐人はソロプレイが条件になっているため、忍者で仲間ごと消し飛ばす「派手にいくよー」プレイが手っ取り早い。
ヒロインの棺桶を引きずって歩くだけでも攻略できるあたり、かなり適当な好感度システム。
②ぱすてるチャイムContinue 評価B
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初代から7年も経ってから発売された続編。
シリーズ最高の呼び声も高く、システムもグラフィックも洗練されている。
個人的にはシンプルで特化育成ができる初代のほうが好きだが。
ヒロインの他にも誘える仲間が増え、主人公と仲間二人でダンジョンに潜る。
職業的に必須なスカウトのナツミを誘うことが多い。
ランサーって何それ?美味しいの?
訓練で複数の能力が上がる仕様になったので、前作のようなアンバランス育成はできない。
職業的の力関係は、
神術士>スカウト>戦士>魔法使い
となっており、魔法攻撃が強力で回復もできる神術士が異様に強い。
相変わらずスカウトはいないと話にならないし、魔法使いは脆い。
(メインヒロインは魔法使いなのだが)
③ぱすちゃC++ 評価C-
2のファンディスク。
各ヒロインのサイドストーリーなど内容は充実しているが、ダンジョン探索はひどい。
敵と遭遇する度にマニアックなクイズに答える必要があるため、めんどくさい。
スタッフ氏ね。
前作とうって変わって、3はSRPGとなっている。
しかもダンジョンに潜ることもなければ、主人公の職業を選ぶことさえできない。
ぶっちゃけ、パスチャの世界観を流用しただけの別のゲーム。
バインドというジョジョのスタンドのような存在をキャラに憑依させることで、ステータスやスキルを変更することができる。
元々素早いサムライを回避特化にして攻撃を避けまくったり、魔力の高いキャラに範囲魔法を使わせて焦土にしたり、普通に遊ぶ分には結構楽しい。
でも、これはパスチャじゃねぇだろ。
闘神都市3や大帝国、最近のランスでも思ったが、近年のアリスソフトは明らかに劣化している。
大衆向けに難易度を落とすのはいいが、それで本来の魅力をなくしたら本末転倒じゃないか。
アンバランスでクソゲー一歩手前でも、20年前のアリスソフトは間違いなく面白かった。
過去作に泥を塗る続編ではなく、原点に戻った作品作りをお願いしたい。