遊戯王デュエルモンスターズTCGはそれなりに遊べるバランスだが、家庭用ゲーム作品は本当に酷い。
DS以降の作品はまだマシなのだが、GBAやPS作品はクソゲーが多すぎる。
せっかくなので、何がそんなにクソなのか説明しよう。
①遊☆戯☆王デュエルモンスターズ⇒モンスターの攻撃力が全て
②遊☆戯☆王デュエルモンスターズII 闇界決闘記
③遊☆戯☆王デュエルモンスターズIII
④遊☆戯☆王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記⇒分割商法
⑤遊☆戯☆王デュエルモンスターズ5
⑥遊☆戯☆王デュエルモンスターズ6⇒積み込みオンパレード
⑦遊☆戯☆王デュエルモンスターズ7 決闘都市伝説⇒最低のシステム
⑧遊☆戯☆王デュエルモンスターズ8 破滅の大邪神⇒理不尽の塊
⑨遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX めざせデュエルキング! ⇒バグ多い
⑩遊☆戯☆王デュエルモンスターズ エキスパート2006
⑪ 遊☆戯☆王 真デュエルモンスターズ ~封印されし記憶~⇒ポケステ必須
生贄召喚がない1,2がゲームとして成り立っていないのは言うまでもない。
しかし、それ以上にクソゲーとなっているのが、以下の三作。
⑦遊☆戯☆王デュエルモンスターズ7 決闘都市伝説
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カードゲームというよりRPGのヌルゲー。
ゲームシステムは初代並みに退化しており、融合すら不可能。
適当にデッキキャパシティを上げて強いカードを入れれば、それだけで勝てる。
カウンターができないTCGが面白いわけないだろ。
モブキャラが海馬などのトッププレイヤーを褒め称える台詞があるが、
凄いのはカードだ!
プレイヤーじゃない!
と叫びたくなった。
⑧遊☆戯☆王デュエルモンスターズ8 破滅の大邪神
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7のクソさをそのままに、理不尽なまでに難易度を上げた鬼畜作品。
1戦毎にLPが回復しないため、何戦かすれば雑魚相手でも死ぬ。
対戦相手のLPが固定されておらず、ストーリーが進むほど上がっていく。
終盤の相手のLPは20000程度あり、クリア後の闇のゲームではさらに高くなる。
スタッフは「TCGは同条件で行うゲーム」という原則を知らんのか?
最も酷いのは、神のカード「ラーの翼神竜」が本当に神であること。
倒されるとフェニックスモードで復活するのはまぁいいが、普通に捨ててもフェニックスで再誕する。
手札を捨てるだけで、
生贄なしで攻撃力4000が誕生!
神だから罠も魔法も効かない!
出た時点で勝ち確定!
敵がクソ強いので、ラー以外を使って闇遊戯や闇獏良を倒すのは至難の業。
結局神が引けるかどうかの運ゲーでしかない。
⑪遊☆戯☆王 真デュエルモンスターズ ~封印されし記憶~
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唯一のPS作品。
おそらくシリーズで最も難しい。
というか、ポケットステーション+リモコンでカードをゲットしないとクリア不能。
生贄や儀式といったシステムがなく、普通にブルーアイズ以上のモンスターが出てくる。
終盤の敵はゲートガーディアンやブラックデーモンズドラゴン、究極完全体グレートモスをポンポン出してくるので、こちらも同じくらいのモンスターが必要。
しかし、リモコン以外ではほとんど手に入らない。
カード番号入力でカードを手に入れることもできるが、必要なスターチップが膨大なため実質無意味。
サンダーボルトやウイルス、万能地雷グレイモヤといった今では禁止級のカードも完全に野放し。
完全にパワーカード次第なので、プレイングの介在する余地がない。
ちなみにシリーズで一番面白かったのは、遊☆戯☆王デュエルモンスターズ6。
後攻1ターン目に必ず海馬様がワンキルしてくる、素敵なゲーム。
初手サンダーボルト
⇒デビルフランケン
⇒ブルーアイズアルティメットドラゴン
⇒巨大化
⇒ダイレクトアタック
という確率的にあり得ないことが100%成立する。
ちなみに遊戯も同じような感じで、マグネットバルキリオンの融合が確実に成功する。
原作からして「手が光ってその場に最も必要なカードが引ける不思議なゲーム」なので、原作通りだよね!
そういえば、引いた後にカードが変化したアニメもあったっけ?
このように、初期の遊戯王ゲームは原作漫画の悪い部分を忠実に受け継いでいるため、ゲームバランスが極めて悪い。
原作からして話の都合でゲームシステムやカードテキストを書き換える無茶苦茶な作品なので、派生作品がデタラメなのも仕方ないだろう。
遊戯王に緻密な戦略を求めてはいけない。
理論も確率も整合性も無視して、その場のノリで熱い戦いを繰り広げてくれるのが遊戯王DMなのだ。