大賞:ゾンビランドサガ リベンジ 評価B+
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ゾンビアイドルの2期。
いきなりトラックに轢かれた一期に比べると序盤の印象が弱いが、後半に盛り返してきた感じ。
過去編に至って、本当に佐賀を救う気があったことに驚き。
ゾンビィも佐賀も一度滅んだからこそ、必死に取り戻そうとする気概が生まれるのだなぁ。
次点:キングダム 評価B
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コロナで延期した3期が待望の再開。
今期は秦国最大の山場とも言える合従軍編。
全ての将軍が結集して5国の連合軍と戦う、まさに総力戦。
特に手段を選ばない桓騎将軍の秘策が見もの。
多分ヤンジャン本誌連載中の桓騎も、火計で扈輒 軍を焼き払うと予想。
ワースト:究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら 評価C
タイトルに偽りなしのクソゲー(誉め言葉)。
親友を殺し、幼馴染に命を狙われ、拷問で失禁し、軍に入って陰湿なイジメを受ける。
これでもかという不条理に襲われながら、よくもまぁゲームを継続する気になるものだ。
登場人物は総じて頭のネジが外れているが、凡作の多い今期の中では意外と楽しめた部類に入る。
以下、雑感。
・異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω C-
前期に比べて作画や話の密度が低下。
せっかくのエロも薄まってしまった。
・Vivy -Fluorite Eyeʼs Song- B-
近年珍しい本格的なSF作品。
時折見せる劇画っぽい顔の描写は美しい。
AIが歌うと人類の滅亡を回避できる理屈はよくわからない。
・86-エイティシックス- C-
マブラブを彷彿させる怪物と少年兵の戦争。
大衆の差別意識が露骨で、「悲劇を作ってやるから泣けよ」みたいなスタッフの思惑が透けていまいち感情移入できなかった。
・えとたま ~猫客万来~ C
久々に干支娘とにゃーたんの姿が見れて嬉しかったが、完全にボリューム不足。
・幼なじみが絶対に負けないラブコメ D
見るに堪えない恋愛復讐劇。
ヒロインにも主人公にも魅力がなさすぎる。
・蜘蛛ですが、なにか? C+
蜘蛛側と人間側の描写が分かれていて、どちらに注目すればいいのか。
裏切ったクラスメイトよりも、人間を経験値扱いで虐殺する主人公の方がサイコパスでは?
・さよなら私のクラマー D
作画に癖があるスポコン。
タラコクチビル?が気になって試合に集中できない。
・シャドーハウス C+
メルヘンだけどホラーチックな世界観。
シャドーと生き人形の謎に引き込まれる。
・スーパーカブ D+
雰囲気アニメというか、退屈すぎる。
せっかちな人には勧められない。
・すばらしきこのせかい The Animation D
ゲームの特徴的な絵柄をアニメに持ってくると違和感が半端ない。
・スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました D+
設定めちゃくちゃだが、ゆるふわ百合作品なので許せる。
・聖女の魔力は万能です D
性別を反転させただけの、いつものなろうハーレム。
「スキルが評価されて異性にモテモテ」って安っぽい設定が透けて見える。
・セブンナイツ レボリューション -英雄の継承者- D+
英雄の力を借りて戦う、王道スマホゲーム展開。
テンプレすぎて途中断念。
・戦闘員、派遣します! C-
珍しいゲス主人公による卑怯な戦法はちょっと面白い。
・SSSS.DYNAZENON C
姉妹作のグリッドマンに比べると登場人物が多く、5千年前の因縁もあって設定がわかりにくい。
敵側がエロ可愛かったグリッドマンの方がずっと良作。
・転生したらスライムだった件 転スラ日記 D-
ただでさえクソな本編からメインストーリーを取り払って、本当につまらなくなった駄作。
・東京リベンジャーズ C
原作に比べるとキャラデザが子供に見えて、せっかくの喧嘩に迫力が感じられない。
・ドラゴン、家を買う。 D-
弱いドラゴンというテンプレ外しはいいが、他の魅力が何もないなら無意味。
臆病なドラゴンに終始イライラした。
・ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 B-
性的に魅力的なヒロインながら、手を出さない主人公に不完全燃焼。
そういう話なのはわかるが、色々もったいない。
・美少年探偵団 D+
化物語の男女を逆転させるとこんなにキモくなるのか。
シャフトの西尾維新節は健在だが、自分で美少年と名乗る集団は実に気持ち悪い。
・不滅のあなたへ B
謎の生物が紡ぐ、出会いと別れ。
人外の視点から人の儚さを見届ける展開は良いが、主人公がだんだん人間に近づいていくと魅力が薄れるような気がする。