二次元桃源郷(アニメ、漫画、ゲーム感想)

作者に配慮した生温いレビューは要らん!駄作は駄作と言え!

将来的に死んでくれ 評価A- 10万円で肉体関係を迫る百合漫画

カテゴリ:一般漫画

ジャンル:レズコメディ

著者:長門知大

特徴:手段は不純でも、想いは純粋で一点の曇りなし

 


 

相手が好きすぎて、お金を積んででも関係を持とうとする女子高生の話。

相手も同じクラスの女子だけど。

 

「私と寝れば楽に稼げる」とか「もちろんホ別で」とか、あからさまにヤバ気なセリフを連発しながら強引に迫りまくる。

当然断られるので、成年誌のような展開になることは全くないけど。

性別が逆だったら絶対に通報されてるが、可愛い女の子やるおかげでとても微笑ましい作品になっている。

 

とにかく好き好きオーラ全開でアタックする菱川俊がアホ可愛い。

好きで好きで好きで仕方ない気持ちが、そこかしこに溢れている。

恋に積極的な女の子ってのは、それだけで素晴らしい。

邪な手段がちょっと、いやかなりアレだが。

 

相手の刑部小槙も金銭は拒否するものの、なんだかんだで俊を大事に思っているのが伝わってくる。

案外お金を使わなければ、恋が成就することも有り得たのでは・・・

 

杖ペチ魔法使い♀の冒険の書 評価B 腕力999魔導士の冒険

カテゴリ:少年漫画(講談社コミックス)

ジャンル:異世界コメディ

特徴:魔法使いなのに超絶脳筋

 


 

 

 魔法の使えない魔法使いが、勇者と一緒に魔王を倒す度に出る話。

 

<魔法使いのステータス>

HP:25

MP:0

ちから:999

まもり:28

かしこさ:3

 

脳筋にもほどがあるわ!

 

魔力はゼロだがその代わりに腕力はすさまじく、殆どの魔物を素手で倒してしまう。

その能力に反して本人は戦士職を嫌っており、心は乙女

そのギャップが極めておかしく、勇者に対してはいちいちドギマギするのがアホ可愛い。

 

タイプとしては「この素晴らしい世界に祝福を」に近いが、あちらはまだ職業通りのスキルを使っている分だけまともである。

本作は どのメンバーも総じて狂っており、誰一人自分の職務を果てしていない。

 

勇者:勇気も強さもない

魔法使い:魔法が使えない

遊び人:真面目な性格で遊ばない

僧侶:ドMで性根が腐っている

 

ダメだ、このパーティ。

ツッコミ所しかねぇ。

 

 

うさぎは正義 評価B+ 狼を瞬殺する地上最強のウサギ

カテゴリ;一般漫画(Hugピクシブ)

ジャンル:動物コメディ

著者:井口病院

特徴:ウサギが強すぎて可愛すぎる。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

うさぎは正義【電子書籍】[ 井口病院 ]
価格:640円 (2017/9/27時点)


 

これでもかとウサギの魅力を詰め込んだ漫画。

とにかくウサギのイラストが可愛いが、それ以上に現実離れした能力がすさまじい。

二匹の狼を従え、狐はおろか狼のボスすらパンチ一発で仕留める兎のパワーは、とても草食動物とは思えない。

 

お前達肉食動物が一度狩りに失敗してもチャンスはまた来るんだろうが、我ら草食動物は逃げに失敗すると即、死を意味する。

私とお前では、相手と向き合う姿勢が違いすぎるんだ。

対峙する相手の力量を見誤るなよ、オオカミ!

 

ウサギすげぇ。

あんた最強だよ。

 

他にも人知を超えたウサギが多数登場し、その有能さと愛らしさを振りまいてくれる。

 

・合コンに参加して、女子大生より男の注目を集めるメスウサギ

・会社に入って、取引先との契約をまとめる帰国子女ウサギ

・潜入して重要書類を盗み出すロップイヤー

・若さと可愛さで受付嬢を務めるフレミッシュジャイアン

・ライバル企業を買収する実業家のライオンラビット

 

知らなかった。

ウサギはとこうも高度な知能を備えた動物だったのか。

人間など、ウサギの足元に及ばない下等生物だったのだな・・・

 

2017年夏アニメ総評 レクリエイターズが見せた創造主の意地

大賞:Re:CREATORS 評価B+

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Re:CREATORS 1【Blu-ray】 [ 山下大輝 ]
価格:7028円(税込、送料無料) (2017/9/17時点)


 

漫画やアニメの登場人物が現実に現れてドンバチする話だが、本当の戦いは創作者と被造物の間にある。

作者は決して万能ではないが、キャラクターにとっては紛れもない神である。

一切の魔法を使えないただの人間が、承認力を通して奇跡を起こす。

 

最終的に被造物同士の殴り合いではなく、作者との和解で締めた所に脚本のこだわりを感じた。

ファンタジーバトルとしては色々不満点もあるが、創作した経験がある人には何かと感じる所が多いだろう。

 

ところで、最後にマガネちゃんどこ行った?

こっそり現実に残ったのだろうか?

 

次点①:セントールの悩み 評価B

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

セントールの悩み 1巻【Blu-ray】 [ 深川芹亜 ]
価格:5670円(税込、送料無料) (2017/9/17時点)


 

ケモノ人間による百合萌えアニメ、と見せかけてかなりディープな背景のある作品。

キャラは文句なしに可愛い(特に三つ子)のだが、多種多様な種族が共存するために強力な制約がある模様。

綺麗な世界は一見当たり前に思えるが、それを維持するためには相当な犠牲と努力が必要なのかもしれない。

 

 

次点②:アホガール


 

頭を空っぽにして見るアホアニメ。

登場人物が皆どこか壊れており、毎日ひたすら楽しそうに生きている。

「バカな子ほど可愛い」とは、まさにこの作品のためにある言葉。

 

ベストヒロイン:相麻菫(サクラダリセット)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

サクラダリセット Blu-ray BOX4【Blu-ray】 [ 河野裕 ]
価格:15876円(税込、送料無料) (2017/9/17時点)


 

淡々と語りかけるだけで、どこか懐かしい感情を呼び起こされる能力者。

この声優は本当に上手いなと思う。

彼女の死亡後評価の低下していた本作だが、彼女の復活後急激に面白くなった。

 

ワースト賞:異世界はスマートフォンとともに。 評価D-


 

今期はゴミと呼んでも差し支えない駄作が溢れていたが、スマホを超える逸材はなかった。

どんな作品も長所の一つぐらいあるものだが、本作にはそれが一切ない。

というか、徹底的に長所を排除して、極限まで安っぽいアニメを作り上げている。

最低の作画、薄っぺらい主人公、何でもありのスキル、誰もが勝手に称賛してくれるご都合主義の世界。

「何一つ誉めるところがない」というのは、ある意味凄いことかもしれない。

 

 

  • 恋と嘘 C- 男主人公に女性の恋愛観を押し付けているのが腹立つ。こんな気持ち悪い男にするなら、最初から女性主人公でやれ。政府が結婚相手を決めるのは、合理的で良い制度だと思う。
  • 異世界食堂 C 作画は極めて良く、料理が非常に美味しそう。しかし、異世界の全く文化が違う相手に現実の料理が通じるのは不自然な気もする。
  • NEW GAME!! (第2期) C+ ねねっち可愛い。真面目な仕事要素が増えたので、やや萌えにくくなった印象。
  • 無責任ギャラクシー☆タイラー D- 何もかも適当。この作品を作ったスタッフが無責任。
  • DIVE!! D- 競泳なのに肉体の作画が致命的に悪い。筋肉くらいちゃんと描け。
  • コンビニカレシ D- ひょろっとしたヘタレ男が生理的に受け付けない。
  • 拡張少女系トライナリー D みんな同じ顔。拡張少女というか量産型少女。
  • メイドインアビス B- デザインは子供っぽいが、内容は強烈にハード。大人でも簡単に死ぬ迷宮に子供二人で挑むのは無謀すぎる。
  • 18if(エイティーン・イフ) C- バッドエンド多すぎ。夢を見ていたはずなのに、夢も希望もない。
  • バチカン奇跡調査官 D 話が少々難しい。女性が出てあまり出てこない。

インペリアルサガ 評価C キャラの使い捨てが嫌で引退した

カテゴリ:ブラウザゲーム(基本無料)

ジャンル:RPG

特徴:サガキャラ全部使い捨て

 

ログレスとのコラボイベントがきっかけでインペリアルサガをしばらくプレイしていたが、結局止めてしまった。

延々と同じような作業を繰り返しては継承失敗するログレスよりずっと一般向けで良いゲームだとは思うのだが、作品としてのまとまりのなさとキャラを浪費してしまうシステムがどうにも耐えられなかった。

 

本作はロマンシングサガサガフロンティアといったサガシリーズの全キャラが出演するキャラゲーで、アセルスやユリアンといった主役格からガラハドや雪だるまみたいなネタキャラ、果ては七英雄四魔貴族までほとんどのキャラが仲間になる。

イラストの統一感は全くないものの、過去のサガシリーズをプレイしたファンとしては嬉しいものだった。

 

しかしながら無理矢理キャラを詰め込んだ弊害か配役がかなり滅茶苦茶になっており、「誰だコイツ?」みたいなキャラが大量に出ては消えていく。

そのため、シナリオについてはほぼ理解できないと思ってよい。

 

意味不明なシナリオはネトゲでは珍しくないのでまだ許容範囲だが、それ以上に厄介なのはキャラの育成に後戻りがきかず、時には死亡することもあること。

キャラがレアリティ(兵士、戦士、王、皇帝)に分かれているのはガチャ故に仕方ないが、成長できる数に限界があるのが困る。

弱い敵を倒すと育成が終わっても強くならないため、大事なキャラは高難易度のイベントだけをこなさなければならない。

しかし、高レベルイベントだけやっているわけにはいかないので、なんらかのキャラを生贄に低レベルイベントを潰す必要が出て来る。

育成結果はランダム要素が強く、育て直す方法が皆無ではないのだが、貴重なアイテムが必要。

また、キャラにはロマサガ2同様LPが設定されており、うっかり死に続ければキャラがロストすることもある。

 

家庭用ゲーム機ならセーブ&ロードで回避できるが、それが使えないネトゲで、こういった取り返しの付かない要素を設定するのは好ましくない。

レアキャラを使って楽に戦いたい、けれど使ったら最終的なステータスが低くなって苦労する。

そんなジレンマが嫌で、私はこのゲームを投げ出してしまった。

 

インペリアルサガを楽しみたければ、バカになることだ。

攻略サイトもWikiも見ず、自分の好きなキャラを使って戦い、行き詰まったらキャラを取り換えることだ。

最初から最後を想定して、出し惜しみする人はこのゲームに向いていない。

 

www.imperialsaga.jp

手塚治虫監修世界の歴史 評価C 宇宙人が飛び交う禁断の歴史書

カテゴリ:一般漫画(中公コミックス)

ジャンル:歴史漫画

特徴:捏造だらけで全然歴史の勉強にならない

 

 

「世界の歴史」というタイトルから楽しんで歴史を学べる漫画だと思いがちだが、本作は歴史を殆ど無視している。

 

歴史上の人物(項羽リンカーンミケランジェロガンジー、ナポレオンなど)は登場するのだが、彼等は主人公ではない。

本作の主役は歴史に翻弄される一般庶民、つまり脇役である。

もちろん作者が勝手に作った人物であり、実在はしない

 

エジプトではファラオではなく、ピラミッドを作った技師が主役。

フランス革命では処刑される王族ではなく、王様が泊まる宿の息子。

第二次世界大戦のドイツはヒトラーではなく、ナチスのいち将校。

はっきり言って、「誰だこいつ?」みたいなキャラが大半を占めている。

この話のオリジナルキャラや展開を史実だと思い込むと、後々恥をかくことになるので注意しよう。

本当の歴史を知りたい人は本編を読まず、巻末の説明文だけを読むといい。

 

何より極めつけは、物語全体の主役が地球を調査にきた宇宙人であること。

この宇宙人は「歴史に干渉してはならない」とは言っているものの、かなり好き放題なことをやっている。

異星の超技術を用いてクローン人間を作ったり、致命傷を治したり、異国へワープさせたり、人工心臓を補強したり、まさにやりたい放題である。

 

地球の歴史はエイリアンがコントロールしていたのか!?

 

流石は手塚先生。

歴史書まで壮大な妄想にしてしまうのは、創作の巨匠の宿命か。

子供が勘違いするといけないから、

「この作品はフィクションであり、実際の人物・団体とは関係ありません」

という注意書きを添えておくべきかもしれない。

 

愛人[AI-REN]評価S 世界は人殺しの夢でできている

カテゴリ:青年漫画(ジェッツコミックス)

ジャンル:SF恋愛

著者:田中ユタカ

特徴:本当の愛情とは何かを教えてくれる至高の傑作

 


 

日本語で愛人というと浮気相手のことだが、中国語では恋人や配偶者のことを指す。

本作の愛人(アイレン)は余命いくばくもない末期患者に与えられる人造人間であり、作り物であるが故に全力で患者を愛してくれる。

通常の恋愛で見られるような相手を推し量ったり、結婚に悩んだりする感傷はこの作品にはない。

残された日々と愛する人と共に過ごす、ただそれだけの物語である。

 

主人公のイクルにもアイレンのあいにも寿命が殆ど残っていないが、それは彼等二人に限った話ではない。

この世界の人間は種としての寿命が近づいており、環境破壊と戦争、遺伝子欠陥によって滅亡寸前にある。

既に自然生殖の能力すら失っており、子供を作るためにセックスをすることすらない。

 

滅びゆく人類に翻弄される男女といえば「最終兵器彼女」が近い作品と言えるが、全くレベルが違う。

理不尽に展開し、謎の超能力や超技術で無理矢理話を畳んだ最終兵器彼女とは違い、完全に作られた世界観において、現実的で冷酷な物語が展開される。

それ故に奇跡はなく、イクルにもあいにも、もちろん人類にも何の救いも与えられはしなかった。

圧倒的な科学力で戦争を止めた宇宙人(HITO)ですら、ただの幻に過ぎなかった。

 

世界が死にたえようと
あなたが死んでしまおうと
わたしが死んでしまおうと
そんなのたいしたことじゃない
そんなのたいしたことじゃない

 

救いも奇跡も必要ない。

ただ世界には幸運な死者と不幸な人殺しだけがいて、生き残った人殺しが傷を舐めあって生きるのみ。

 

宇宙は決して、個人の生存や繁栄を望んだりしない。

けれど、我々人類は相手を許し、認めることができる。

人を許し、「生きていて良い」と伝えることが愛情である。

 

30年以上漫画を読み続けてきたが、結局アイレンより優れた恋愛漫画はただの一つもなかった。

もしもこの18年前にこの作品と出会っていなかったら、私の恋愛観は全く別のものになっていただろう。

それほどまでにアイレンは美しく、衝撃的な傑作だった。

 

魔王の秘書 評価B+ 有能すぎるが故の害悪

カテゴリ:一般漫画

ジャンル:異世界ファンタジーギャグ

著者:鴨鍋かもつ

特徴:魔王より人間の方が遥かに危険

 


 

勇者と魔王が戦うテンプレ異世界で、有能な秘書が魔王に加担して世界を脅かす漫画。

秘書は元々国王に仕えていた人間なのだが、あまりにも有能すぎるため、魔王軍の世界征服に対しても異常なまでの貢献をしてしまう。

 

・弱い魔物から送るのは愚策。強い魔物は勇者に直行。

・ダンジョンにアイテムを置くと敵の戦力が強化されるので、全て撤去

・蘇生手段を断つため、神官や僧侶を殺そう

・直接戦闘は犠牲が出るので、呪いや病気を流行らせよう

 

といった感じで、RPGのあるあるを片っ端から合理的な戦術で埋めていく。

こんなリアルな戦い方をしたら、世界なんてあっという間に滅んでしまう気がする。

 

発言はやたら冷酷で過激だが、秘書の可愛さは圧倒的。

少女のような容姿と

「頑張って世界から人間を根絶やしにしましょう!」

と躊躇いなく言う性格のギャップがたまらない。

ホント、どっちが魔王だよ。

 

 優秀な人間というのは味方にすれば頼もしいが、敵になればそれ以上の脅威になるもの。

くれぐれも敵に回さないように気を付けたいものである。

もんむす・くえすと! ぱらどっくすRPG 中章 評価A ポケモン+ドラクエ以上のやりこみゲー

カテゴリ:アダルトゲーム

ジャンル:モンスター逆レイプRPG

特徴:エロゲというよりやりこみ育成ゲームとして見るべき

 

もんぱら前章の続編だが、もんむすの数が大幅に増加し、仲間にできるキャラだけで300体以上存在(バトルファッカーや男も含む)する。

全てのキャラに対してドラクエ同様(というかそれ以上)の転職と転種ができるため、全部育てようと思ったら何年かかっても終わらない

当然全部のもんむすに敗北・おねだり時の逆レイプシーン(逆転なし)が存在するため、それを全て見るだけでも膨大な時間がかかるだろう。

中には人間とはかけ離れたモンスターも複数存在するため、見たくないものも多々あるのだが。

ゾンビや触手のHシーンとか、いったい誰得なんだか。

 

同人絵師の絵には当たり外れがあるので、正直エロゲとしての実用性は疑問。

あかざわREDのアルマエルマやグランベリアあたりは文句なしだが、瀬戸内などはやはりレベルが低い。

ガチ18禁の作品ではあるが、RPGとしての完成度とシナリオの方を重視したい。

 

本作では黒のアリス(過去の魔王)や勇者ハインリヒ、アルマエルマ(四天王)、各種クィーンモンスターが仲間になるため、前章のモンスターが若干見劣りするのは否めない。

しかし、職業と種族、ドーピングによって誰でも強くなれるので、好みのもんむすを見つけて、それをひたすら鍛えるのが鉄則だろう。

シナリオ上の分岐は多いが、周回プレイがあるため何度でも好きなメンバーで進むことができる。

 

ちなみに私は、

・パンツ先生(パンツを盗むだけしか能がない人)

・オーラン(素材を盗む鍛冶師)

だけをひたすら使っていた。

もちろん人間だから弱いし、攻撃系の特性も一切ないのだが、それでも鍛えれば最強になるのだから驚きだ。

中章で人間からワームサマナーや吸血鬼に転種できるようになったのも大きい。

次はスカトロ大佐(シャアのパロディ)と花京淫(ジョジョのパロディ)でも育てようか。

ちなみにダザイ(太宰治のパロディ?)が諸事情でボツになっていたが、この二人が良くてダザイがダメな理由がわからない。

 

ところで、花京院の固有アビリティが

そして集いしスターダスト
100年目の目醒めに呼ばれて
男たちは向かう
時の砂を越えるJourney

になっているのだが、いったいどういう効果なのだろうか?

本気でわからないので、わかる人がいたら教えてほしい。

 

無数のモンスターを育てるゲームといえば、やはりポケモンが真っ先に思い浮かぶ。

「つよいポケモン よわいポケモン 
 そんなの ひとの かって
 ほんとうに つよい トレーナーなら
 すきなポケモンで かてるように がんばるべき」

とはポケモン四天王カリンの名台詞である。

これは素晴らしい思想だと思うが、実際のポケモンは弱いモンスターを育ててもたいして強くはならなかったし、強力な技も覚えなかった。

そもそも種族値の限界があるのだから、伸びしろがなさすぎる。

愛さえあればいくらでも強くなれるもんむすにこそ、この言葉を使ってほしい。

 

ちなみに中章には前章(BFとおねだり以外)が含まれているので、バトルファックを追加しないなら前章を買う必要はない。

 

ゴブリンスレイヤー 評価B+ 小鬼だけを虐殺する英雄

カテゴリ:ライトノベル→漫画

ジャンル:異世界ダークファンタジー

特徴:ゴブリンさえ殺せばそれで良い

 


 

ひたすらゴブリンを狩る冒険者を描いた漫画。

動機が復讐か使命感かは不明で主人公の表情すら見えないが、ゴブリンをブチ殺すことにかけては右に出る者はいない。

アンケートページにも「アンケートよりゴブリン退治だ!」と記載されている徹底っぷりで、この作者は小鬼になにか恨みでもあるのだろうか?

 

灰と幻想のグリムガル」のように雑魚モンスターの凶悪さを描いた作品は珍しくないが、本作の残酷描写は群を抜いている。

村を襲い、資材を奪い、女を攫うゴブリンの凶悪さは、ただ獲物を食らう怪物と違って実に生々しい。

人外によるレイプシーンはかなり露骨なので、それも人気の理由の一つかもしれない。

 

ゴブリンは平気で人間に危害を加えるが、ゴブリンスレイヤーによる報復はその比ではない。

命乞いをしていようが、躊躇いなく惨殺。

死んだふりをしていても、きちんとドドメをさす。

生まれたばかりの赤子であっても、容赦なく頭をカチ割ってくれる

 

最近はゲーム感覚で敵を狩るか、敵と対話で共存を図る生ぬるいファンタジー作品が多く、他種族と殺し殺されるカタルシスを忘れがちだ。

そんな時はこの作品を読んで、生存競争の残酷さを思い出してほしい。