種類:少年漫画(月刊コミックボンボン
備考:ゲームやアニメとは比較にならないほどハードな漫画
デビチルは低年齢層向けに発売された女神転生シリーズのゲームであり、少なくとも原作ゲームとアニメは子供向けに作られている。
しかし、この漫画版デビチルのみ極めて凄惨な内容になっており、同じ設定であるはずのアニメとは似ても似つかない作品と成り果てている。
登場人物も世界観も同じなのに、まるで空気が違うのだ。
漫画版には回復魔法が存在せず、戦闘は完全な殺し合いとなる。
バトルは国や民族同士の戦争となり、敵も味方もゴミのように死んでいく。
当然、誰も生き返ったりはしない。
ゲームでは悪魔を使役するだけで戦わなかった刹那達も本家メガテンのように武器を持って戦い、腕がもげても戦い続ける修羅っぷり。
アニメではオカマに成り下がっていたフェンリルが実に男らしかったりする。
原作のヌルさは欠片もなく、コミックボンボンでもダントツでハードな漫画ではあるが、初代メガテンを知る私としては、これが正しい魔界の在り方だと思える。
戦いってのは、元々こういうものじゃないか?