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なろう小説の先駆けとなった名作中の名作。
後続の作品に遅れてのアニメ化となったが、そのクオリティは随一と言っていい。
原作カットや改変の多いアニメの中で原作に忠実かつ丁寧に作られており、その再現度には感動すら覚える。
転スラや蜘蛛など出来の悪い模造品が氾濫する近年、パイオニアのクオリティを見せつけてくれたことに心から感謝したい。
惜しむらくは、1クール時点では長い物語の序章にすぎないということ。
原作を知らない者には「ちょっと出来の良い異世界転生もの」程度に見えるかもしれない。
しかし、本当の冒険はまだまだこれからで、それを描き切るには10クールあっても足りない。
スタッフにはぜひ続編の制作をお願いしたい。
次点①:ログ・ホライズン 円卓崩壊 B+
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バトルやチート能力で見せる他の異世界ものと違い、知略や政治に尖った話が面白い。
異世界で選挙を行う作品が他にあったろうか?
冒険者と大地人の未来を語る選挙演説は必見。
勝ちすぎず負けすぎず、勝者と敗者のどちらも立てる結末は見事と言う他ない。
次点:はたらく細胞BLACK 評価B
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原作は健康な身体の話だが、本作は不摂生により傷ついた人間の内部を描いている。
暴食や飲酒によって体が死に瀕しても、細胞達は常に勤勉に働いている。
不健康な生活を送っている人は、ぜひこれを見て考え直してほしい。
ワースト:俺だけ入れる隠しダンジョン 評価D-
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数ある異世界ハーレムものの中でも最も不快。
視聴者を怒らせるためにわざとやってるのかというレベル。
「エロでエネルギー回復」みたいな設定に加え、何の魅力もない主人公に女の子が群がってくるエロゲ展開。
クソみたいなモテモテ主人公を殴りたくてしょうがない。
念願のゲーム配信で期待したが、話はわりと普通のスポコン。
現実の競走馬の話を元にしてるらしいが、スポーツマンの故障と印象は変わらない。
可愛い女の子とホラーな裏世界がミスマッチ。
怪物は怖いんだが、キャラがかわいいのでいまいち乗り切れない。
原作漫画は扇情的でかなり上手いのだが、アニメは手抜きにもほどがある。
3Dと2Dの混合で見るからにダメ。
もはやネタ切れなのか、一期の勢いはまるでない。
エロとしてしょぼいし、RPGネタとしてもいまいち。
王道スマホゲームのアニメ化。
ベタなファンタジーで印象が薄い。
化物語の劣化版。
キャラデザがひどい。
異世界転生の中でも復讐とエロに特化した作品。
スキルコピーやタイムスリップまで成すヒール設定が無茶苦茶だが、ぶっとんだエログロ展開の前では霞む。
転スラの蜘蛛版だが、きちんと蜘蛛してる分だけスライムよりはマシ。
ただし進むほど禁忌や平行思考などチートスキルが増え、結局蜘蛛である意味がなくなっている。
漫画版と違って人間側の事情が描写されているが、面白いわけではない。
女の子は可愛いし、前期に比べて五つ子のキャラも立ってきている。
リア充による非リアの改造計画。
勉強になる部分はあるが、非リアがリア充に従うのは違和感。
非リアとリア充は価値観がまるで違うので、絶対に混ざらないと思う。
段ボール戦記の女の子版だが、機体デザインが酷い。
これなら段ボール戦記の方がマシ。
ラスダン村人の強さを利用した一発ネタ。
とても1クールやれる内容ではない。
「仲間が死んだけど魔王になれば復活するかも。敵を1万人殺してみよう」
→ふざけんな、サイコパス。
人間の命なんてゴミとしか思ってないクソスライムが腹立つ。
そもそも人間が攻めてきたのはお前が無責任に魔物の国を作ったからだろ。
いっそモンスターらしく傍若無人の暴君ならよかったが、一見常識人に見えてイカれているからなろう小説は怖い。
科学王国と原始暴力の対決。
多少無理そうな技術もあるが、科学の発展は面白い。
ブラックに比べてライトな内容。
人体で重要な役割を果たす腸内細菌など、勉強になる内容が多い。
マシュランボーの時代を彷彿とさせる。
なんとなく古臭いロボット変身アニメだが、快活で楽しい。
じれったい青春恋愛もの。
女性視点から見た男がいまいち感情移入できない。
原作は昔読んだが、かなり古い話なので今見ると時代遅れな感がある。
殺伐とした中で飄々とした主人公の性格に違和感。
中華系の仙人設定は日本人にはよくわからん。
原作のストーリーを大幅カット。
話が飛びすぎて、なんでこうなった?
良くも悪くもあまり変わらない緩やかキャンプ。
前半は説明や会話、過去話が長すぎてやや退屈。
しかしながら後半は怒涛の展開で、特にエルザVSガーフィールは熱い。